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2013年11月20日 (水)

【品質保証】「チェックリストに追加します」がダメなわけ

何か問題があってうまい再発防止策がない際の苦肉の策である「チェックリストに追加します」の問題点。

本来チェックリストは行動、結果、成果物が予め定めた事項を満たすことを事後に確認するためのもの。しかし活用開始すれば直ぐ行動者は監査や品証への先回り的にチェックリストを満たすよう行動し始める。

チェックリストの項目いくら増えてもここまでならまだ問題は少ない。
しかし項目多くなるとその内チェックリスト項目を満たせば良いという者が出てくる。それでもまあチェックリストの体はなしているが、更に項目多くなると最後に"本プロジェクトでは対象外"をためらわず乱発するのが出てくる。何のためのチェックリスト。

また項目多いと本来のチェック側もよく分からなくり本来すべきをしなくなったり/できなくなったりする。実質使われないのと一緒の状態。それでも漏れのないフルスペックチェックリスト名の下に続々と項目追加され、一方で運用は破綻する。

最初に戻ると、チェックリストは行動、結果、成果物が予め定めた事項を満たすことを事後に確認するもの。しかしその予め定めた事項は詳細でないといけないのだろうか。チェックリストの使用者はチェック対象の素人なのか。チェックリストはチェックすべき項目全て詳細に網羅すべきものなのか。分野や使用目的によると思う。
チェック者でなく実施者がそれを満たすための用途ならもはやそれをチェックリストと呼ぶ必要はないし、基本的なことならいちいちリスト確認させるというより身につけさせるべき振る舞いである。だからチェックリストは本当に漏れやすい事項についてチェック能力を有するものが分かる程度に簡潔に作成するべきものであり、故に安易に増やし続けることは良くないのである。

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