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2013年5月15日 (水)

【品質改善】組織は品質改善ツールと技法のどちらを積極的に採用しているか

自組織は品質改善ツールと技法のどちらを積極的に採用しているかを考えてみると、組織の品質改善に対するスタンスが分かるのではないだろうか。
(ここでは重要部分を人以外が行う方法をツールとし、重要部分を人が行う方法を技法とする)

さて、積極さである。
非常に簡素化して次の4つに分けて考えてみる。

1.【ツール】積極【技法】積極
2.【ツール】消極【技法】消極
3.【ツール】積極【技法】消極
4.【ツール】消極【技法】積極


1.【ツール】積極【技法】積極

拙速は手戻りが大きい等現実には色々考慮すべき点もあると思われるが総論的には、これは良い組織といえるだろう。


2.【ツール】消極【技法】消極

逆にこちらは、競合に置いていかれるから積極性を持つべきだというのは総論的には正しいであろう。
競合がなければ伝統工芸化することも可能かもしれないが。


そして、今回本当に議論したいのは次の2つ。
これらはどの様な時に生ずるのであろう。

こちらもステレオタイプで考えて行く。


3.【ツール】積極【技法】消極

このような組織は、品質改善施策というと、誰かがどこかからツール持って来てほら使えとなるケースが多いのではないだろうか。

ツール入れたがるが、頭使うのはちょっと…ということ。
組織の偉い人がどこかで聞いて来たツールというケースはまだ良いかもしれない。
偉い人が理解できないと採用できないという組織もこのケースになるのではないか。
ツール、特に有料ツールは営業用に採否決定者の能力に合ったプレゼン資料をうまく作るだろうから。でも、お金にならない技法はそういう採否決定者が理解できるプレゼン資料作ってくれる人いないから…。
折角高価で有益なツールを導入してもそれを活かす技法が偉い人用の割り算中心のメトリクス以上にならず、残念な組織は多いと思う。

このような組織は、ツールを導入することが即ち成果なので、元が丸のところに四角のツールを押し込んでも是とされる。
とにかく導入フェーズが全て。

しかしツールは本来、導入前と後、特に導入後が大切だと思う。当たり前だが。
どこかからツールを持って来て、さあ使え使えとやって、お、使ったな、はいOKではツールがもったいない。

これでも良いと言えるのは、どうしようもなく管理ができていない組織だけではないだろうか。


4.【ツール】消極【技法】積極

改善意識はあるが、原則現状と連続した改善が中心で、概念が変わったりフローが大きく変わるツール導入には消極的。

しかし考えることは出来るので、組織内では状況は改善し続けていると考えている。

3.と逆でトップが特にリーダーシップを発揮せず、現場主導の場合こうなるのではないだろうか。
だから、トップが一声掛かれば、1.になる素因を持っている…はず。


最後に…

ここまで勝手にステレオタイプな
考えを書いておいてなんだが、どの組織も1.を目指すべきなのだろうかとも思わなくもない。

…いや、やはり目指すべきなのだろう。

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コメント

積極派、消極派という括りはわからないではないのですが、もう少し突っ込むと、
技法なり、ツール導入という投資に対する効果やリターンが、組織としてどう期待しているのか?という話になるのではないでしょうか?
ヘタをしたら、現状の業務統制のタガが外れて、めちゃくちゃになるかもしれないというリスクもありますよね。そんなリスクが含まれている中で、何をもって、その手段なり、技法が業務改善につながるという確信が持てるか?というところが
一番の焦点になるのではと思います。

確信が弱ければ、消極派になるし、確信が持てれば、積極派に転ぶと
私は思うのですが・・・

なるほど。具体的に進める際にはおっしゃる通りだと思います。
私はここではもう少し前段階の改善施策を考える際の発想パターンについてステレオタイプに考えています。技法ばかりでツール導入検討の発想がない組織やその逆の組織が現実にあると思うのです。それは技法やツールを知らないことに因るのが大きいと思いますが、その辺りの知識バランスに組織の改善施策は依存するのではないかなと思い記事にしました。

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