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2012年4月16日 (月)

【続定量的品質予測のススメ】 上限値・中央値・下限値と目標値

P106「6.1 管理図分析」の「●分析手順」において、レビュー工数密度とレビュー指摘密度の管理図例が挙げられている。

レビュー工数密度には上限値、中央値の線が引かれ、レビュー指摘密度には上限値、中央値、目標値の線が引かれている。

このケースでは、下限値は管理しない考えであるが、これは別に構わない。
考慮すべきは、目標値の線である。

この目標値は何故存在するのであろうか。
しかもレビュー指摘密度のみに目標を張っている。

目標はそれを目指すもの。
それならば達成しなければ即アウトではないのだろうか。

ところが事例を見る限り、このプロジェクトでは目標を達成するつもりは無いようである。
29ドキュメント中で目標を超えているのはわずかに3例であるのだから。

また、理解を難しくしているのは、目標値を張っているのが、レビュー指摘密度であって、レビュー工数密度では無い点である。

「これだけのボリュームのドキュメントであるから、これだけは指摘を出せよな」と言われても、よく書けたドキュメントには指摘を出しようがないかもしれないと思うのだが。
一方で「これだけのボリュームのドキュメントであるから、これくらいの工数はレビューにかけろよ」というのはあまり違和感を覚えないのであるが、本書では逆なのである。

このあたりは色々な考え方があってしかるべきなので構わないとは思うが、敢えてレビュー指摘密度に有って、レビュー工数密度には無いという特徴を持たせているのであれば、その理由を付記した方が読者は悩まないだろう。

この目標値というものは、実際のところ、どのように定義され、どのように運用されているのであろう。
非常に興味があるところだ。

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