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2012年2月13日 (月)

【しつこく信頼度成長曲線】 「どこが信頼度が成長しているの」への回答

信頼度成長曲線。
「どこの何の信頼度が成長しているのか」と皮肉られることがある。

まあ、確かにそう思う。

しかし、成り立ちを考えればこのネーミングに罪はない。
信頼度成長曲線の論理は平均故障間隔の理屈で考えることができる。

時間の推移につれて対象アプリケーションの発見エラーが減っていくことは、時間の推移につれて対象アプリケーションの信頼度が成長していると考えることが可能であるから。

しかし、ではなぜ「どこの何の信頼度が成長しているのか」のような違和感を覚えるのであろうか。

それは、横軸に時間ではなくテストケース実行件数をとって考えるからではないだろうか。
たとえ時間をとっていても、テストケースを元に実行しているという意識が強ければ同様の印象になると思われる。

特に、信頼度成長曲線の対象とするテストの間で、実行するテストの特徴が時間により変化する場合(最初に新機能・中盤結合あたり・後半レグレッション等)に違和感は非常に大きくなるであろう。
しかし、そのような場合は信頼度成長曲線は使えないいと考えるべきであろう。

信頼度成長曲線の特徴をよく知った上で考えれば、少なくとも「どこの何の信頼度が成長しているのか」という言葉は出てこないであろう。

但し、それで実運用上、信頼度成長曲線が実効性の高いツールであるということにはならない。
信頼度成長曲線は色々な意味で曲者であるから。

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