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2011年7月 8日 (金)

【続定量的品質予測のススメ】過剰な管理とは何か

P38に「計量した『量』に応じて品質管理方法を選定し、必要な管理項目や管理強度を設定することは、過剰な管理を防止し、効率的なプロジェクト運営に役立つ」とある。

一般論として、正しいと思われる。

しかし、これを現実のソフトウェア開発プロジェクトに当てはめるとどうだろうか。
着目すべきは「過剰な管理を防止し」である。

「過剰な管理」はもちろん誰もがしたくない。
では、過剰か否かはどのように決めるのであろう。

戦略的重要度や顧客インパクト等過剰判定の切り口は色々あろう。

ここで、少し話を変えてソフトウェア開発における品質が良いというのはどういうことであろうか。
色々あるとは思うが「致命的な障害が発生しないこと」というのも現在においては重要な位置を占めている組織が多いのではないだろうか。

しかし、この「致命的な障害が発生しないこと」というのは非常に難しい課題ではないだろうか。
バグはどこに潜むか分からない。類似原因のバグでも、埋め込まれた場所次第で発生する障害が致命的であるか否かは異なることは珍しいことではない。

このようなバグに対する取組みの難しさに対し「過剰な管理を防止」するにはどうすればよいのだろうか。

もちろん、バグに対する取組みがソフトウェアの品質を担保する際のほんの一部であるのであれば、あまり意識する必要はないかもしれない。
しかし、現時点では「致命的な障害が発生しないこと」というのはソフトウェアの品質を考える点で大きな位置を占め、もしくは、中にはソフトウェアの品質イコール「致命的な障害が発生しないこと」と考えている組織も珍しくないので、これについて考えることは外せない。

「致命的な障害が発生しないこと」を品質の軸に据える限り、「過剰な管理を防止」するというのは、言うは易し行うは難しなのではないだろうか。

もちろん、その判別があまりに容易なケースがあることは否定しない。
しかし、そのほうがレアケースではないかを考えるのである。

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