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2011年4月26日 (火)

【続定量的品質予測のススメ】「リスクによっては」のリスクとは?

P22「(1)上流工程におけるレビュー」において、上流工程の設計について、「プログラム製造物と違い、インプットも知識もあいまいになりがちである(略)また、あいまいさを取り除くために、一般的にはレビューが用いられる。ただし、抜け漏れ、誤りを網羅的に発見する簡易な方法は存在しない。さらに、レビューに主観が入り込み、リスクによってはレビューの質は安定しない場合もある」と書かれている。

ここでいう「リスク」とは何であるか自明ではない。
この記述の前に、「リスク」の内容を定義するような記述はない。

もちろん、この「リスク」は一般的意味での「リスク」だととれなくもない。
しかし、一般的な「リスク」全てを考慮するのであれば、もはや「レビューに主観が入り込み」という記述さえ不要となるのでやはりここでの「リスク」は何らかの意味を有すると捉えるべきであろう。

また、
・抜け漏れ、誤りを網羅的に発見する簡易な方法は存在しない
ことと、
・レビューに主観が入り込み
については、「定量的品質予測」について非常な足かせになると思われるが、残念ながら本書ではここを更に突っ込んで検討されていない。
もちろんこれは簡単に解決できるものではないので仕方がない面がある。

しかし、ならば、より明確に、上流工程における定量的品質予測は難しいので定性的に管理の軸足を置くべきである」くらい言い切った方が良いと個人的には思う。

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