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2010年8月20日 (金)

【定量的管理】信頼度の錯覚

【お断り】信頼度といってもSRGM(ここでそのものズバリの名前を書くと余計に検索にヒットしそうなので4文字語で・・・)の話ではありません。

ここに次の2つのデータがある。
あなたはどちらを取るか。

1.自分が担当したシステムの直近5プロジェクトのデータ

2.権威があるとされている団体が集めた3000件を超えるプロジェクトデータ

胸を張って1.と言えるだろうか。

2.はデータの数は多い。手にした数字をハンドリングすれば統計的処理もできよう。しかし、データの素性が全く分からない。業種、システムに対する要求レベルも様々な組織が提供していると、工数1人月と言ったところで三者三様の計上方法であろう。仮に、団体がデータの正規化をしているかもしれないが、それでも諸々のブレは生じよう。

一方、1.はデータの素性を自分自身がしっかり理解している。
数は少ないが、5つのプロジェクトデータがどのような背景下で収集されたかも知っている。次のプロジェクトでも、5つそれぞれの状況をイメージして数字のコントロールができよう。

こう書いてしまうと、当たり前のように聞こえるのだが、「未だ自プロジェクトのデータがほとんど集まっていないので、○○○の発行しているデータ集の数字を元に基準値を策定する」みたいなことを聞くのはなぜだろう。

権威に頼ることはない。
それは信頼度の錯覚である。

先の問には、即答で「1.自分が担当したシステムの直近5プロジェクトのデータ」と言うようにしたい。

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