2015年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 【共通フレーム2007第2版】「用語は残らず定義」の理想と現実 | トップページ | 【共通フレーム2007第2版】「いわゆるプログラミング」とは »

2010年1月22日 (金)

【共通フレーム2007第2版】「全利害関係者間」と「利害関係者の組織間」の違い

P115「1.5.3.2 要件変更ルールの決定」において「また、その後に変更が発生した場合、対象となるシステムの機能、費用、品質、運用開始時期に影響することを踏まえた上で、変更に関する基本方針や変更のために必要な手続き等について、利害関係者の組織間で合意を得る」とある。

旧版には「機能」はなかった。
これを増やしたことの意図は何であろうか。
機能と費用、品質、運用開始時期に影響する。

「変更が発生した場合、対象となるシステムの機能に影響することを踏まえた上で、利害関係者の組織間で合意を得る」ことが必要だからなのであろうが・・・。
要件変更があれば、対象となるシステムの機能に影響することは自明ではなかろうか。まあ、自明だから書いてもよいのであるが。

P116の「ガイダンス 1.5.3.2 」を見ると、どうも要件変更に伴って発生する「機能の削減」等のことらしい。しかし、機能って要件から導き出されると思う。
だから「・・・その後に変更が発生した場合、関連するシステムの要件、・・・」とした方が良いのではなかろうか。

ここではそれよりも、旧版の「全利害関係者間で合意を得る」が「利害関係者の組織間で合意を得る」に変更されていることに注目する。
「全利害関係者間」と「利害関係者の組織間」ではどう違うのか。

「全」を取って「組織」を入れた意図。
「全」を取ったのは、有っても無くとも同じ意味だからだろう。
一方「組織」を入れたのは、通常の利害関係者(≒利害関係を有する組織の代表としてプロジェクトに関与する者)ではなく、その属する組織自体を指し、意味が変わる。
なぜ「組織」を入れたのだろうか。
利害関係を有する組織の代表としてプロジェクトに関与する者には、現実問題として要件変更の決定権までは無いことが多いためだろうか。
仮にそうだとして、それもわからなくは無いが、モデルとしての共通フレームの位置づけから考えると、そこまで配慮することは不要ではなかろうかと考える。

なぜ「組織」をわざわざ入れたのだろうか。

尚、「ガイダンス 1.5.3.2」は旧版より厚く書かれている。

« 【共通フレーム2007第2版】「用語は残らず定義」の理想と現実 | トップページ | 【共通フレーム2007第2版】「いわゆるプログラミング」とは »

共通フレーム2007第2版」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1048600/33007189

この記事へのトラックバック一覧です: 【共通フレーム2007第2版】「全利害関係者間」と「利害関係者の組織間」の違い:

« 【共通フレーム2007第2版】「用語は残らず定義」の理想と現実 | トップページ | 【共通フレーム2007第2版】「いわゆるプログラミング」とは »