2015年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 【共通フレーム2007第2版】要求/要件/ニーズの関係 | トップページ | 【共通フレーム2007第2版】「要求」と「要件」② »

2009年12月 1日 (火)

【共通フレーム2007第2版】「要求」と「要件」①

P34「①要求と要件」において、要求と要件の定義が旧版対比大きく書き替えられている。

第二版では要求と要件は「ともにrequirementの訳語である」とした上で、

「本書では『要求』を通常の訳語として用い、特に合理性や形式性を伴うことを強調するときに『要件』を用いる…略…『要求』を単なるニーズ(②参照)と誤解する危険があるため、その違いを強調する箇所では『要件』という訳語を用いる」

と定義している。

一方、旧版では、

「システム化に対する『要求』と『要件』という言葉は、ともすれば同義語のように使われてきたが、本書では以下のように定義して、使い分ける…(以下略)」

と、第2版とは全く異なる定義がなされている。
そして、旧版では、要求は「…システム化されるかどうかはまだ決まっていない状態にある要望事項」と定義され、要件は「…システムに実装すべき、かつ、実現の可能性が立証されている要求事項」と定義されている。

これは大きな定義変更だと思われるので、それ以降の記述で書き換えが生じて良さそうであるが、それ以降の記述において、特に「要求」と「要件」の見直しがあった形跡は見当たらない。

詳細に見てみよう。

まず全体の考え方としてそれぞれ次のように書かれている。

【旧版】システム化に対する『要求』と『要件』という言葉は、ともすれば同義語のように使われてきたが、本書では以下のように定義して、使い分ける。

=>「ともすれば同義語のように使われてきた」というのだから、「要求」と「要件」はハナから違うものだという考え方といえよう。

【第二版】要求と要件は「ともにrequirementの訳語である」
=>「要求」と「要件」は同じ英語の訳語で同じ意味だと言っている。その上で、「特に合理性や形式性を伴うことを強調するとき」には「要件」を使用するとしている。

旧版で別物と言っていたものが、第2版では同じだと言っている。

« 【共通フレーム2007第2版】要求/要件/ニーズの関係 | トップページ | 【共通フレーム2007第2版】「要求」と「要件」② »

共通フレーム2007第2版」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1048600/32448723

この記事へのトラックバック一覧です: 【共通フレーム2007第2版】「要求」と「要件」①:

« 【共通フレーム2007第2版】要求/要件/ニーズの関係 | トップページ | 【共通フレーム2007第2版】「要求」と「要件」② »