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2009年12月 4日 (金)

【共通フレーム2007第2版】「要求」と「要件」②

要求と要件それぞれの定義も、切り口が、大きく異なる。

【旧版】
「要求」:システム化されるかどうかはまだ決まっていない状態にある要望事項
「要件」:システムに実装すべき、かつ、実現の可能性が立証されている要求事項

【第二版】
「要求」:通常の訳語として使用
「要件」:特に合理性や形式性を伴うことを強調するとき使用

しかし、それ以降の記述が、この定義変更により見直されているようには見えないので、現実的には、あまり意識しなくとも良いだろう(重要な用語の定義変更なのだから本当は何も影響がないのはおかしい気もするが)。

「要求」と「要件」…個人的には、旧版の定義のままで良かったと思う。
国際規格的にどうであろうと、共通フレームにおいては両者は別物としても良かったのではないだろうか。

そもそも第二版の定義はためにする定義で、「『要求』を単なるニーズ(②参照)と誤解する危険があるため、その違いを強調する箇所では『要件』という訳語を用いる」などというのは、定義がうまくできれば、誤解される危険が無いはずだから、何のために定義しているのか理解に苦しむ。。わざわざ同じ意味の別の言葉を定義する必要性は感じられない。

実際問題、「ともにrequirementの訳語である」というのなら「要求」に統一すべきであったが、本書では「要件」という言葉が元々多く使われていたこともあり、変えられなかったというのが実情ではないだろうか。

但し、旧版の定義でも、「要求」における「まだ決まっていない状態にある要望事項」と「要件」における「実現の可能性が立証されている要求事項」の違いは考えてみれば微妙。「実現の可能性が立証され」ても、「まだ決まっていない状態にある」と思えるから。

だからこそ、第二版では同じとしたのかもしれないが、ならば全て「要求」にした方が良かったのではないか。

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