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2009年11月24日 (火)

【共通フレーム2007第2版】ユーザビリティによる差別化は実は厳しい

P11「(10) ユーザビリティの問題」において、ユーザビリティのニーズが高まっているとして、「特にWeb系の商品は競合が多くなりやすく、商品そのものの魅力もさることながら、分かりやすさ、使いやすさなどは、他社との差別化の大きな要因になり得る」と書かれている。

「特にWeb系の商品は競合が多くなりやすく」の部分は、前の版では「特にWeb系の商品は参入障壁が低いことから競合が多くなりやすく」と書かれていた。

まあ、「参入障壁が低いことから」というのは、そこだけみれば、言いたいことは変わらないので、あろうとなかろうと構わないとも言える。

ただ、「分かりやすさ、使いやすさなどは、他社との差別化の大きな要因になり得る」の部分と組み合わせて見ると、残した方が良かったかもしれない。

「特にWeb系の商品は参入障壁が低いこと」とは、開発環境の差・使用技術の差が、他に比べて、大手・中小・個人でそれほど大きくないことを意味していよう。だから「競合か多くなりやすく」と言い、ユーザビリティが「他社との差別化の大きな要因になり得る」と言うのだ。
確かにそうだろう。

しかし、それは一回に限り有効の技かもしれない。
ユーザビリティによる差別化は、実現したものを見れば誰でも真似できてしまうものが多く、継続的に「他社との差別化の大きな要因になり得る」とは限らないと考えるからだ。

他社を出し抜くユーザビリティ向上のアイディアが継続的に出せれば良いが、Web系の商品は参入障壁が低く、競合か多くなりやすいと旧版で書かれていた通り、ライバルは多く厳しい。

一度新規受注したら継続的に保守開発も受注できる等のメリットがあれば別だが。

特許を取れば良いというのは別な話である。

特許を持ち出すならば、そもそも特許ビジネスに特化すれば良く、Web開発業務などしない方が良いということになってしまう。

ユーザビリティによる差別化…これは、今回リードしても次回また同じスタートラインから競争しなければならない過酷なレースに参入することなのかもしれない。

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