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2009年10月16日 (金)

【定量的管理雑話】パラメータ追加でメトリクスの精度を上げることについて

品質系カンファレンスの経験発表においては、今後の改善策として、測定するパラメータの追加でより詳細に計測し制度を上げていく…というパターンが昔からある。

このパラメータ追加でメトリクスの精度を上げようという試み。
気持ちは分かる。
しかし、そもそもなぜメトリクス管理を行うか振り返るべきである。
複雑で混沌としたソフトウェア開発プロジェクトの状況を、特徴的に表すパラメータに着目して人が認識できるようにしようというのが、定量的管理の元々の目的のはず。

なのにパラメータ増やしたらまた混沌とするのではないか。
バグ密度測るのに100個のパラメータ計測するか?
所詮は、発見バグ数を開発規模で割るだけならその程度のものと文字通り割り切るべき。

まして1つのメトリクスだけで評価するのではなく複数のメトリクスを見て判断すべきだとか、管理限界を超えた値も一概にダメと決めつけずその原因を追求すべきと予防線をはる定量的管理などは、労多くして…となりかねない。

大量のパラメータからなるメトリクスデータをこれまた大量に手に入れたとして、それをどうするのか。
結局はプロマネやチームで総合的に判断することになるのでしょう。しかし、その判断は恐らく定性的に行われる。ではわざわざ計測した意味はどこにあるのか。

定量的管理の使い方を間違っているのではないだろうか。
定量的管理は何をするために行うのか今一度よく考えるべきである。

「レビュー指摘率が高いけれど○○○の理由から問題なし」「レビュー指摘率が低いけれど△△△の理由から問題なし」というような定性的分析を都合よくくっつけることで、全ての定量的アラームが、問題なしとして何も対応されないのであれば、手間をかけて定量的にデータ収集をする意味がない。

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