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2009年6月 9日 (火)

【ソフトウェア生産性の定量的管理とは③】LOCで測る生産性

「ソフトウェア品質工学の尺度とモデル」(Stephen H. Kan 著 古山恒夫・富野壽 監訳 2004, 共立出版株式会社) P75には、生産性の研究におけるLOCの使用は問題が深刻として、次のように記述されている。

「ソフトウェアの生産性に関してLOCを用いることは、飛行機のスピードと能力を測るために飛行機の重量を用いるようなものである」
「LOCは生産性においては非常にミスリーディングで、Jonesは『複数言語にかかわる全ライフサイクルアクティビティの生産性研究におけるLOCの使用は、職業的不当行為とすら見なされる』と述べている(Jonesの資料 1986,1992,1994,1997,2000参照)」(ここでJonesとはCaper Jonesのこと)

そんなことはない、生産性をLOCで評価することは意義がある…という方もいるであろうし、ある特定の条件の下では、成り立つ可能性はあるだろう。

しかし、
「ソフトウェアの生産性に関してLOCを用いることは、飛行機のスピードと能力を測るために飛行機の重量を用いるようなものである」
というたとえは、LOCで生産性を測ることの問題を上手く言いえており、「ソフトウェアは、飛行機とは違うからスピード・能力と重量は強い相関がある」と示すことは困難であろう。

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