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2009年4月28日 (火)

【ソフトウェア開発における定量的管理①】指標による定量的管理は健康診断なのか、取り締まりなのか

指標値を定めて行う定量的管理は、達成しなければならないバーを定めて行う未達成事項の取り締まりなのか、もしくは開発プロジェクトの健全性を簡易的に把握しようという健康診断なのか、

どちらの考えも有ってよい。

達成しなければならないバーというのは、開発者にバーを意識して達成させるることで、一定レベルの維持を目指すものである。

健康診断というのは、プロジェクトマネジャー等が、開発が計画通りに進んでいるかを確認し異常や懸念を発見し対応のきっかけにするものである。

この2つの側面を両立できれば良いのであるが、この両立は単純ではない。
理由は以下の通り。
 
達成しなければならないバーというのであれば、開発者、プロマネ、品質管理担当者はそのバーを意識して活動する。
すると、以後の計測値は、そのバーを意識した結果になる。
故に、バーが実は妥当でなかった場合、関係者は、不適切な管理を続けることになる。

健康診断というのであれば、その指標値を開発者が意識した段階で、結果に作為が混入する可能性がでてくる。
作為が入った段階で、それは健康診断ではなくなる。

故に、ソフトウェア開発の定量的管理におては、達成しなければならないバーを定めて行う未達成事項の取り締まりと、開発プロジェクトの健全性を簡易的に把握しようという健康診断は両立は通常できない。

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