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2009年3月 2日 (月)

【ソフトウェア信頼度成長モデルを考える③】現場における様々な言い方、使われ方(3)

2.曲線の意味

(1)テストを実施するにつれてバグが見つかりにくくなるから寝るという考え方
  一般的な考え方。但しこれも、深く考えると難しい問題に直面するがそれは別途述べる。

(2)そもそも寝るように計画されたテストであるという考え方

 (ア)テストサイクルを通じて寝るように計画されているという考え方

   例えば、既存のシステムに大規模な改定を行った場合のシステムテストにおいて、
     ①まず新しい機能およびその影響を受ける部分を確認する
     ②次に非機能要件を確認する
     ③最後に既存部分は無影響であることを確認する
   まあ、直感的には③は①と②に比べバグが出ることも少ないであろうことは理解できる。
   しかし、これを言ってしまうと①②をどんなにいいかげんに行っても③を行ったら寝始める。
   だから、確かにグラフは誰もがイメージする形になるが、これから何が分かるのかというと、何も分からないのではないか。

   馬鹿げていると言う方も多いであろうが、信頼度成長モデルをこのように理解している人もいる。
   また、上記のように書くとばかげていると言う方でも、実際のテストでは、無意識のうちに、
       新しい機能およびその影響を受ける部分、非機能要件、既存部分の無影響確認
   の順にテストして、結果をプロットして寝た寝たと言っているなら結果的にこの考えで捉えていることになる。

   尚、だから、
       新しい機能およびその影響を受ける部分、非機能要件、既存部分の無影響確認
   の順番でのテストが意味が無いというものではない。
   この順番でテストすることの合理性は、リスクベースという面からも理解できる。
   但し、この順番でテストした結果をわざわざ信頼度成長モデルに当てはめることに意味が無いのではないかというだけである。

   
 (イ)同じテストを何ショットか繰り返すから寝るように計画されているという考え方
   まず、1ショットテストケースをこなす。バグを潰して1回目と同じテストケースをもう1ショット行う。バグが出たら繰り返す。
   で、バグ修正によるデグレードが収まったところでカーブは寝るはずだという理屈。
   これも、この結果をわざわざ信頼度成長モデルに当てはめることに意味が無いのではないかというだけである。

  ちなみに、(ア)も(イ)もコンサルタントとして金を取っている人から聞いたことがある。
  現場において信頼度成長モデルを適用するにあたっての説明の難しさが伺える。

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