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2009年1月23日 (金)

【ソフトウェア品質の定量的管理とは⑤】まずつべこべ言わず測ってみようよ、どこでもやっているから・・・と言う前に

お客様を納得させるために定量的管理をすると言うケースであるが、これは突き詰めればSLA締結に行き着く。SLAまで行かなくとも、「われわれはこのような基準で管理しています」と顧客に言うときに、定量的管理というキーワードは有効である。

この場合に設定する数値は、開発側が自主的に定めることとすると、既存の開発プロセスで実現が容易なものが定められ、決して「がんばって改善しなければ達成できない」ようなものは定められないであろう。
「顧客が納得すれば」実際に改善余地があろうとなかろうと「低い目標」で良いのである。

そんな品質管理指標に何の意味があろうかという考えもあろうし、一定水準を維持すること自体に意義があると考えることも可能である。

以上のように、「なぜ、何のために品質・生産性の維持・向上を目的とした計測が必要なのか」に対する答えの違いにより、何をどのように計測するかが変わってくるのである。

定量化手法や計測手法が巷間色々あるが、自らが計測に何を求めるかを深く考えた上で適用すべきものを選択すべきである。

まずつべこべ言わず測ってみようよ、どこでもやっているから・・・というのも考え方として間違ってはいないと思うが・・・それが品質・生産性の維持・向上を目的とした計測といえるかという観点から考えるとお勧めできない。

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