2015年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 【定量的品質予測のススメ】信頼度成長曲線の前提 | トップページ | 【定量的品質予測のススメ】信頼度成長モデルは、何の推移をみるものか »

2008年12月 3日 (水)

【定量的品質予測のススメ】信頼度成長モデル活用法あれこれ

P59「(4)工程終了判断」において「プロジェクトの全体の信頼度成長モデルと、各サブシステムの信頼度成長モデルを1つのグラフに重ね合わせ、プロジェクト全体が95%に達する時期より遅く95%に達するサブシステムを発見し、てこ入れすると言う利用方法がある」とある。

「プロジェクト全体が95%に達する時期より早く95%に達するサブシステム」についての言及はないが、これはどう評価するのであろうか。

言及がないのであるから、これは健全であるとみなすのであろう。
しかし、「プロジェクト全体の障害件数が95%に達する時期より早く障害件数が95%に達するサブシステム」が本当に健全なのだろうか。

システムテストの開始直後に障害がものすごい勢いで発生するサブシステムがあったとする。
システムテストの中盤で既に95%を超えた場合にも、てこ入れはいらないのであろうか。

また、サブシステムごとにかなり特殊な業務もしくは処理を行うプロジェクトであったとする。
これらの値の合算値と個々のサブシステムの値を比べて多い少ないを論じる意味は何であろう。

P11「2.2.1 測定単位(品質管理単位)」では「測定単位を細かくして品質データ(欠陥数等)を測定することにより、詳細な品質管理、分析を行うことができる」と書かれている。

これを考えれば、「プロジェクトの全体の信頼度成長モデルと、各サブシステムの信頼度成長モデルを1つのグラフに重ね合わせ、プロジェクト全体が95%に達する時期より遅く95%に達するサブシステム」があっても、それはそのサブシステムにとっては詳細な値であるというだけではないのだろうか。

同じページに「テストに極端な偏りがないことや、テストの網羅性が十分確保されている等々注意すべきことがあり、信頼度成長モデルだけでテストの終了を判断するのは不充分である」と書かれている。

本書は信頼度成長曲線を有効と考えているのであろうか。

ちなみに「テストに極端な偏りがないことや、テストの網羅性が十分確保されている等々注意すべきことがあり」とさらりと書かれているが、ここが信頼度成長モデルの肝であろう。

しかし、これを満たすようなテストとはどのようなテストなのだろうか。

« 【定量的品質予測のススメ】信頼度成長曲線の前提 | トップページ | 【定量的品質予測のススメ】信頼度成長モデルは、何の推移をみるものか »

定量的品質予測のススメ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1048600/25574053

この記事へのトラックバック一覧です: 【定量的品質予測のススメ】信頼度成長モデル活用法あれこれ:

« 【定量的品質予測のススメ】信頼度成長曲線の前提 | トップページ | 【定量的品質予測のススメ】信頼度成長モデルは、何の推移をみるものか »