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2008年11月11日 (火)

【定量的品質予測のススメ】実データ3点に基づく±6σの管理

P43「(2)レビュープロセスの評価(現工程)」の最後の文において「プロジェクト内の実績値をもとに管理限界を設定する方法は、最初のドキュメントのレビュー実績(3回以上)を使用して標準偏差を算出し、管理限界を設定する」とある。

「管理限界を設定する方法は、・・・管理限界を設定する」という主語述語のアンマッチはともかく、「最初のドキュメントのレビュー実績(3回以上)を使用して標準偏差を算出し」については検討を要する。

P27「2.3.7 モデル利用上の注意点 (2)入力データのチェック」において「母集団が正規分布に従う場合、±3σをわずかに超えたデータは管理限界を超えたデータでは合ってもモデルの対象外のデータとは言えないことが多い。それに対して、±6σを超えるものは明らかに特異なデータとみなすことができるであろう」とある。

これらを合わせ考えれば、3点しかデータが無くとも、±6σの管理はしろと言っている。

一方で、P20「コラム モデル化時の注意点」において、「ソフトウェア開発では複数の要因(特に人的要因)が大きく影響するため、測定値に大きなバラツキが出る(すなわち分布の山がなだらかな)傾向が有り、しかも正規分布にならない場合が多い。したがって、実際の現場では管理限界±3σでは範囲が広過ぎて利用できないことが多い」と書かれている。

これからは、3点しかデータが無い場合などそもそも想定していないのではないだろうか。

3点あればσは計算できるかもしれない。
しかしそこに6σを管理する意味があるのだろうか。

定量的品質予測のススメというのは、何でも測れれば使ってしまえと言うことであろうか。

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