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2008年10月13日 (月)

【共通フレーム2007】開発者が契約によって実施又は支援しなければならないタスクとは

P111「1.6.3 システム方式設計」において、「このアクティビティは、開発者が契約によって実施又は支援しなければならない次のタスクからなる」とある。
ここで「契約」という言葉がわざわざ書かれているが、これは何を意味するのであろう。

「1.6.2 システム要件定義」においても「開発者が契約に従って…」という文言がある。

これは、普通に考えれば「契約によって」等の記述が無ければ「契約」は無くともよいと解釈できそうだが、開発プロセスにおける他の開発者の作業を見ても、そう言うわけでもないと思われる。

では、なぜ共通フレームの開発プロセスでは「1.6.2 システム要件定義」と「1.6.3 システム方式設計」は「契約」に基づくことをわざわざ記述しているのであろうか。

「1.6.10 システム結合」「1.6.11 システム的確性確認テスト」においては「契約で要求されている場合には、開発者はこれらのタスクを行うか又は支援する」という記述がある。
これは、「1.6.10 システム結合」「1.6.11 システム的確性確認テスト」は開発者が当然実施する作業ではなく、契約があ有ってはじめて実施すべきものであることを言っている。
この記述がヒントになるかもしれない。

共通フレームにおいては、「1.6.10 システム結合」「1.6.11 システム的確性確認テスト」ほど強くではないが、「1.6.2 システム要件定義」と「1.6.3 システム方式設計」は、開発者が当然実施する作業ではなく、契約が有ってはじめて実施すべきものであることをほのめかしているのであると推測可能である。

では、なぜ「1.6.10 システム結合」「1.6.11 システム的確性確認テスト」のように、はっきり書かなかったのか。
「1.6.2 システム要件定義」と「1.6.3 システム方式設計」の方が、「1.6.10 システム結合」「1.6.11 システム的確性確認テスト」よりも開発者が行うケースが多いため、控えめな表現になったということではないだろうか。

実際には、当然であるが、共通フレームにおける記述の有無に関わらず、すべての開発者作業は契約又は合意の上で行われなければならない。

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